え、ちょっ!?何事? とりあえず、目を閉じ寝てるふりを続ける。 「屋上っていいよね。」 男が言った。 「俺、今日からこの学校に通うことになった栗原晴(くりはらはる)、よろしくね。」 ふ-ん。と思いながら寝ていると ふと、唇に違和感を感じた。 「ってえー!?ぎゃー」 思いっきり私は跳ね起き、その男を突き飛ばした。