「お…かあさん…おと…さん………みな…と…」 夢李亜がいきなり弱々しい声で言った。 「夢李亜っ!!!」 「大丈夫だ!!夢李亜!!みんないるからな?」 「………………」 俺は何も言えなかった。 「みんな……あり……が…と」 そして最後にこう言った。 「ひき……だ…し………み……て……」 「夢李亜ぁっ」 俺は声をようやく出せた。 けど…遅かった…