店が落ち着くと、私が楽しみにしている声が掛かる。 「桃ちゃーん、ご飯出来たから食べていーよ」 「ありがとうございます」 今日は何かなぁ? 「うわぁー、美味しそう」 待ってましたとばかりに駆け寄ると、店長特製のパスタが湯気をあげて私を誘っていた。