告白 短編集



「わかった」


誠暉は改めてあのヘアアクセサリーを俺に手渡そうとした
けれど…
本当に渡すことができるのだろうか


「やっぱり自分で…」


思わず出た言葉
俺はチキンだなwww


「湯川…頼む」


はぁ
あっさり断られてしまった
誠暉と約束したんだからきちんと果たさないとな


「わかったよ
着けるから見にこいよ」


「あぁ」


俺は誠暉に強く念を押して教室から出た
誠暉…来ること信じてるからな
水姫のためにも…




>end<