「確かに倦怠期だったけど
今こうして誠暉が隣に居てくれるだけで
私は嬉しい
けど今夜だけなんて寂しいこと言わないで」
「ごめん
これからはきちんと言おうと思ってる
それに俺も嬉しいよ
傍にいれて幸せだ」
はっきりと"幸せ"と言った誠暉に
私は照れてしまった
こんなにもはっきりとした感情を聞いたのはいつ以来だろう
ずっと聞いてなかった
「水姫愛してる
だから俺の隣にいてほしい」
あなたがそれを望むなら
私が傍にいてあなたが幸せだといってくれるなら
私はいつでも傍にいる
私もあなたを愛してるから
思いを込めて
キスをする…