突然 私の前から
姿を消していった。
梓木兄弟...。
梓木Fanからも
たくさん文句言われた。
『お前のせいだ』とか
『お前なんていなければ』とか...。
蹴士と別れて
10日が経った日も
私はいつものように
のんのの前でどんよリしていた。
時刻は12:30
お昼休み
お昼の時間なのに
食欲がない。
ボーと時計を眺めているとき
ケータイが鳴った。
♪♪~~~♪~~~♪♪~~♪~~♪
ん??
お昼から電話なんて誰だろ??
ケータイの画面を見ると
そこには
【梓木 樹衣琥】の文字。
ん??
樹衣琥先輩何で??
部活も辞められて
私になんて用なしなはず...。
私は電話に出た。