蹴士くんのお母さんが
私に背を向けて行ったと同時に
部員がアップを終え。
一度 荷物のところへ戻ってきた。

「蹴士くんっ」
私ゎ蹴士くんの名前を咄嗟に呼んだ。

「??」
「さっき蹴士くんのお母さんが来て
これ渡しといてって」

でもなんでお薬の袋なんだろ ??
「...あ。 さんきゅ」

蹴士くんゎお薬袋を取った。

「ねぇ。なんでお薬なの?
どこか悪いとこでもあるの??」

「ねぇよ。お前ゎ
人の心配する前に!
早くスコア書く準備しろ」

あ。そうだった!
スコア。こんなボケボケしてると
試合始まっちゃう。
ボトルも置いてこなきゃ...

.....はぁ.....はぁ。