ボトルに入っている水を捨てる作業を
水道のところでしているとき

誰かが横に立った。

ん?? 蹴士くん??

「俺も 手伝う」
「え??いや。いいよ
これ私の仕事だもん」
「嫌。やらせて」

なんか 強引...
「...うん。」

そしてなにも会話することなく
2人でボトルの片づけをした。

終わって洗い終わったビブスを
干しに行こうとしたとき
手を捕まれた。

ん??

「ねぇ。さっきさ
なんで顔赤くなってたの??」

え??さっき??
あ...あぁ...部室で樹衣琥先輩の質問。
「い..いや。なってないよ??
あの時暑くなかった??」

「いや 全然」
蹴士くん。棒読み...
それに適当の返事の仕方。

「そ...そう??」
「お前。嘘下手だな...(笑)」

やっと笑顔で話してくれた。

「嘘??」
「お前さ、俺が
お前に告白したのもう忘れた??」

そんなことここで言わないでよ。
誰か聞いてたら...

「しぃー...。もう少し小さい声で...」
「なんでだめなの??いずれバレる。
サッカー部のことだから...」
「そうゆう問題ぢゃなくて..」

あ。起こり口調になってしまった...