蹴士くんと新堂くんが
教室に戻ってきた。

「しゅ.蹴士くん??
樹衣琥先輩がお弁当
持ってきてくれたよ??」

あ つまってしまった。
「おう さんきゅ」
蹴士くんゎまた目も合わせることなく
めんどくさそうに言った。

やっぱ 私の言い方の問題!?

なんて考えている間に
1限目の数学が始まった。

私ゎ数学ゎわリかし得意な方なのに
今回の授業ゎ蹴士くんのことで
いろいろ考えてて 何も話を
聞いていなかった。