戦闘大会が終わった。
教師は楽しみ、生徒は恐怖。

テスト週間。

俺は平気。
もちろんジルも。

でも、クラスは暗かった。
様々なところから

「テストなんかなくなればイイのに」
「突然自然災害に見舞われないかな?」
「いっそ、魔王とかが学校破壊すればイイのにな」

思わず漏れる心の声。
それでも時は進んでいって。

「明日からテストだ!皆頑張れよ!(優秀者が多ければボーナス~」

下心で一杯の、皆への死刑勧告。
クラスの雰囲気が暗くなった。

たいして俺は、どこかで楽しみだった。
なにか、とてもいいことが。
俺にとって幸せが。











起こる気がする・・・・