鶺鴒の家族探し

男を見つめ、神様知識で調べる。

【霧島桜】
一万年前、他の世界の堕天使に殺され、転生した女。
現在、ルゥ・ランペルージとして活動している。
転生の時男にしてもらった。
言葉の通り“世界を又に掛ける変t”
ごめんなさい!すいませんでした!
神よりも力を持つ堕神でした!終わりです!

驚いた。
知識が自分の意見を変えるなんて。

「ディス。その人を離して?」
「なんでだっ!?」
「神だから」
「そうか…」

ディスに声をかけて、
男、霧島桜
を見た。

「全く、その知識書も馬鹿だよね。
逃げるなら言わなきゃいいのに。
あ、改めてよろしくね。レイア君。
いや、転生者、鶺鴒綺音君とその使い魔、ディスペアッシュ旧名、ルシファー君。
俺はルゥ・ランペルージ。ルゥて呼んでね?」

ディスが警戒を強めた。

「よろしく…俺のことは綺音って呼んで。
ディスはディスでいいよね?」

大丈夫。
この人は攻撃してこない。
そうディスに伝えつつ、ルゥを見た。

「一回だけ魔力流しただけだし、大丈夫。もう帰るし」

そうルゥが言ったとき。