鶺鴒の家族探し

それから少ししたとき。

俺はギルドの依頼で
捨てられた
そして拾われた
あの森に来ていた。

「綺音よりは少ないが、でかい魔力の反応があった」

その調査。
そして。魔物だったり、危険人物なら
‘殺せ’と。

どこにそれがあるのか
分からない。
仕方ないからただ歩く。

木々の間から落ちる光。
神秘的で

美しい。

しばらくすると見つけた。
とてもきれいな大木と、それを囲んだ
透き通った湖。
そして、その湖に浮かぶ舟。

「くぅ~はぁ・・よく寝た~」

舟から現れた茶髪の男。
ピアス、ネックレスにドクロのTシャツ。
この世界の人じゃない。

「ん?誰だ?うはぁ!チョー美人じゃん!」

一瞬で俺のまえに来た。

「やめっ・・」

怖い。
好奇心で一杯の男の瞳が

「怖いの?カワイー」

ニコって笑って、
顔を近づいてくる。

「ディス…」
「おわぁっ!」

ディスは来たのと同時に男を蹴る。
楽に避けてしまったけれど。

ディスは顔を歪めて、俺を抱き締め

「綺音にさわんな。変態」
「酷くない!?」

ディス曰く、変態とディスが話をしてる間に

(検索…しなきゃ)