「また人のせいにするんだね・・・」 「ちがっ・・・!!」 「もう・・・信じられない・・・」 菜月は涙を溜めてうつむいた。 「菜月・・・!」 「はいはい、もういいでしょ!? さっさと消えたら?」 さやかは笑いながら机の上の私の弁当を 払い落とす。 「あっ、ごめーん。でも友達でしょ? 許してくれるよねー?」