お昼の時間。 いつものようにクラスで一人の食事。 この時間は担任も生徒も、 教室にはいないからいじめもなくて静か。 私はこの時間が好きだった。 まぁ、担任はいたとしても 私のことなんか知らないふりをするけど... しかし食べ始めると、 「ありえなーい。ホントに一人で食べてるしぃ!」 さやかの高い声にとりまき達の笑い声が 重なる。