向こうにはジッと俺らを見ている男。



多分、雛乃の彼氏だ。



「よ、良くないっ!じゃあ菜々!今までごめんね!」



それだけ言うと、走って彼氏だと思われる男の方へ行った。



つか自己中な雛乃が謝った…。



逆にそっちにビビったんだけど。