「高校に…行ってもいいですか?」


みんな驚いた顔をした。


「このまま、病院生活を送れば、寿命はのびるかもしれないです。


だけど、私はそれ以上に、この世界を、地球を、日本を、お外を見てみたいんです。


ダメ…ですか?」


「俺は…いいと思う。夕那が好きなように生きれば…。」


お兄ちゃんは優しい笑顔で言ってくれた。


その後、お父さん、お母さん、かわもっちゃん、ゆーさんも賛成してくれて、


今にいたる。