「兄ちゃん、今年さぁ…」
「う、裏リオ!?」
俺は兄ちゃんの顔を両手で挟み込む。
表のリオがなにやらぎゃーぎゃーいってるけど、まぁ気にしない。
目を覗き込むように見つけると、わかりやすく顔を真っ赤にしてくれる。
可愛いなぁ…
「お互いの身体、賭けよっか」
暫しの沈黙。
やめてよね、俺沈黙ってあんま好きじゃないのに。
「…はい?」
「兄ちゃんが勝ったら、俺をどーぞお好きにしちゃってください。
逆に、俺が勝ったら兄ちゃんを好きにさせてもらうよ」
どうだ、って感じで兄ちゃんを見ると。
「…まじで?」
超、顔を引きつらせてた。
やっぱり乗り気じゃないか。でもだめ。俺はこの賭けがいーの。
「マジ。いいだろ?」
「いや、賭けるもなにも俺いっつもリオに「いいでしょ?」…」
兄ちゃんに言わせてたら絶対この案が潰れる。
その前に、強行決定。
「いーよね?」
「…はい」
ニッコリ微笑みながら聞くと、ようやく了解してくれた。
なんか苦笑いしてるみたいだったけど…まぁいっか。
「じゃあ兄ちゃん、勝負だ」
「あぁ、負けたく無い…」
「う、裏リオ!?」
俺は兄ちゃんの顔を両手で挟み込む。
表のリオがなにやらぎゃーぎゃーいってるけど、まぁ気にしない。
目を覗き込むように見つけると、わかりやすく顔を真っ赤にしてくれる。
可愛いなぁ…
「お互いの身体、賭けよっか」
暫しの沈黙。
やめてよね、俺沈黙ってあんま好きじゃないのに。
「…はい?」
「兄ちゃんが勝ったら、俺をどーぞお好きにしちゃってください。
逆に、俺が勝ったら兄ちゃんを好きにさせてもらうよ」
どうだ、って感じで兄ちゃんを見ると。
「…まじで?」
超、顔を引きつらせてた。
やっぱり乗り気じゃないか。でもだめ。俺はこの賭けがいーの。
「マジ。いいだろ?」
「いや、賭けるもなにも俺いっつもリオに「いいでしょ?」…」
兄ちゃんに言わせてたら絶対この案が潰れる。
その前に、強行決定。
「いーよね?」
「…はい」
ニッコリ微笑みながら聞くと、ようやく了解してくれた。
なんか苦笑いしてるみたいだったけど…まぁいっか。
「じゃあ兄ちゃん、勝負だ」
「あぁ、負けたく無い…」


