甘い時間。

ドキドキさせられたから私も仕返し。

「私の方が大好き。」

「もー、そういうの反則!」

「そっちだって。耳元は反則だよ。」

私たちは離れてお互いに笑い合った。

予定通りではなかったけれど、

無事思いを届けることができた。

「はいこれ。一生懸命作ったから。」

「マジ嬉しい。ありがとな。

お返し楽しみにしとけよ!」

「うん!」

そう言ってまた抱き合った。

2月14日のちょっと甘いお話。