「ちぃちゃん、起きてたの?」


どうやら貴方も目を覚ましたみたいで、あたしと目があった。


「か、帰るね」


制服のボタンを止めてあたしはベッドから降りた。


「帰るんだ…。ゆっくりしていけばいいのに…」