愛 ~②巻~

「未來!来い!」

龍が私の腕を引っ張る。

『なっ何…!?』

龍はロッカーと壁の隙間に私を押し込み、


龍も隙間に入る。

『どうしたの…?』

「静かに!」

う~。何ぃ?

校長先生と教頭先生…?

「全く…石田龍は…」

龍の話?

龍が私の耳を塞ぐ。

『?』

話、聞きたいの~。

私は耳を澄ます。

ちょっとだけ声が聞こえる…。