愛 ~②巻~

龍はそのまま私にキスする。

『んっ…!』


いきなりはダメでしょ!
しかも学校だし…。

まあ、周りには人は居ないから良いけど…。


「よし帰るかっ♪」

む…。

『もうバカ~!』

私はそのまま走る。

「おいっ!待てよ!」

龍は後ろから追い掛ける。

そのまま私が止まったらどうなるんだろう?


私は足を止め、

右に寄る。

「うぉ!」


ズテーン!


龍は見事にずっこける。