愛 ~②巻~

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「み…ぃ…」

ん…?

「未來…」

『ふぇ?』

あれ…?

何してたんだっけ?

えーと…龍を待って…


陸と由希は先に帰って…

それで眠たくなって…

寝ちゃったのか…。

『龍…?』

「ん?何?」


龍は目の前に居た。

『もう!龍、遅いよ!』
「ごめん…」


龍はそう言って頭を下げる。