愛 ~②巻~

『どうしたの?』


「キスするだけ♪」


えっ…。

『なっ…んっ…』

龍は私に軽いキスをする。

「俺のキスは高いよ?」

龍がニヤッと笑う。

『そうですか!』


私はそう言って龍を抱き締める。

「どうした?」

『抱き締めたかっただけ♪』

私は龍の胸板に顔を押し付ける。


「俺は高いぞ~」

龍はそう言いながら、私を抱き締め返す。


『私達、高いモノ同士だね~』


「だな~」

私と龍は目を合わせて笑った。