愛 ~②巻~

俺は未來の髪を撫でる。

「ん~?」

未來は反応して、ちょっと目を開く。

「龍…?」

『ん?何だぁ?』

俺は未來の頬を撫でる。

未來はすーと瞳を閉じた。

あぁ…こんなに愛しく思う人は、

未來が初めてで未來だけだ…。


こんなに愛しいんだ…。
俺は未來をお姫様抱っこする。

猫達はもう起きて、遊んでる。


俺は未來をベッドに降ろす。