愛 ~②巻~

「「キース。キース。キース」」

皆が声を合わせる。


「良いのか?」

龍が耳打ちする。


『うっ…』

「王様の言う事は絶対だからね♪」


『うっ…』

何故か男子はショボンとしている。


女子はやる気満々…。

『やれば良いんでしょ!』


「「うん★」」


うぅ…。

「良い?」

龍が言う。


『うん…』


龍の唇が重なる。

『んっ…』

「1分間ね♪」


南が付け加える。

注文多すぎる!


『ふぁっ…ん…』

私は龍の服をギュッと握る。