愛 ~②巻~

「ほれ!やるよ!」

宮先が私にフワッフワの包みに包まれているものを、


渡して来た。

「中身、何?」

南が目をキラキラさせる。


『えっとね…』


私は包みを開く。

「あ~!出すなぁ!」

宮先は大声を出す。


『ごめん…もう出しちゃった…』


中身はクマのヌイグルミ…。

すっごい可愛い。

『宮先…ありがとう…』
宮先は顔を赤くする。