愛 ~②巻~

「だから~未來の誕生日パーティーだよ♪」


えっ…


『私の為に…?』

「そうだぞ…もう頑張ったんだからな」


宮先が言う。

宮先はいつの間にか私の後ろでは無く、


皆のそばにいた。


『うぅ…ありがとぉ…』
私は顔を手で隠す。

「あ~予想通りに泣いたよぉ(笑)」

クラスの男子が笑う。

『もー!うるさーい!』

私は男子達を追い掛ける。

「わ~助けて♪」

「相変わらずだね…」


由希は呟く。