「まぁ特別な生徒なんですよ…
あっ…依怙贔屓って訳じゃないですよ?」


「分かってますよ」


宮先は笑う。

私は目をつぶる。


あぁ…明日…私の誕生日だ…。


私はそう思いながら眠りの世界に…


入り込んだ…。