愛 ~②巻~

うお~!落ち着け自分!

「宮先♪出来たよ♪」

『えっ』


いつの間に!?

もうテーブルにも並べられてるし…。


早いな…。

俺は椅子に座る。

「いただきます♪」

倉井はニッコリと笑う。

可愛い…。

抑えろ!自分!


「美味しい?」

倉井の顔はいつの間にか不安な顔になっている。

『…マズイ…』

嘘ですよ♪

「えっ!!ごっごめん!」

倉井はアタフタと慌てる。

『嘘だし…めっちゃうまいよ』

「えっ本当!?」

『本当』

倉井の顔は見る見るうちに…


笑顔になる。