優奈たちは
みんなが学校へつく頃には
笑顔になってた。
まきは
ともくんや空翔にあいづらいよー
なんて言ってる。
窓から外を見てた。
まきはずっと遠くを見つめてた。
その瞳が
悲しそうで
寂しそうで。
今にも涙が
漏れそうだった。
優奈は
声が出なかった。
やっとのおもいででた言葉は
「友達だよ」
まきは
すぐにこっちを向いた。
「ありがとう。」
って
こんな優奈に
何度もいってくれるんだよ?
まきは
人の悪口は
滅多に言わない。
悪口言うくらいなら
ほめてあげるほうが
いいから。
悪口いわれるより
誉められる方がいいでしょ?
って言うの。

こんな優奈だけど
ずっと一緒にいてね。

いきなりは変わらないかもしれないけど
ちょっとずつ。
少しずつでも
変わるように努力するからね