やったーッ。
まきが俺と付き合ってくれる。
嬉しい。
だけど何か違う。
まきが俺にしてくれたキスは最初は甘くて…
だけど最後はしょっぱかった。
本当はお前が
俺のこと本気で好きじゃないってことぐらい
分かってんだぜ??
だけど
俺はお前が大好きなんだ。

俺はお前の本当の気持ちしってて
あんなことしてしまった。
ごめんな…。
心の中で泣いてるよな??
すまねーな。
俺はお前が本当に好きなんだ。



俺の席の隣は智也なんだ。
仲良くなった。
だけどあいつはいっちゃいけないこといったんだ。

『まきちゃン。かわいい。』
俺は自分の耳を疑った。
だけど確にいったんだ。
まきちゃん。かわいいって…。
だから
もっともっと
まきのことを好きになったんだ。
そして智也にむかついたよ??
まきちゃんっていったから。
智也は多分
無意識にいった。
だから余計に。
なんで名前しってんだって。
智也の友達に聞いたら
智也は恋はしたことない
恋愛に興味はない男だって…。