昼休みが終わって
5時間目の数学の
時間になった。

美歩はワクワクしていた。

美歩は高校生になってから
安斉先生のおかげで
数学が好きなった。

美歩は数学だけでなく
安斉先生も好きになった。

数学の成績と
先生を好きであるが
美歩は1位だと思っている。

でも最近は
先生のことが好き過ぎて
授業が頭に入らない…。

先生は
イケメンで
背が高くて優しい…。

「ふぅー……。」
美歩はため息をついた。

和馬が
「いきなりどうした?
ため息なんてついて。」

美歩はびっくりして
「なんでもないっ!!
ちょっと考え事してただけ!!」

そうやって二人で
話していたら…

「楢橋さん。安斉さん
やけに楽しそうですね。
授業中なのに。何してるのですか?」
と冷静に注意された。

美歩は
注意されたことと
名前を呼ばれて
顔が赤くなった。

和馬は
「すいませんでしたー。」
とチャラい感じで
和馬らしく謝った。

美歩も続けて
「すいませんでしたっ!!」
と焦りながら謝った。

美歩はその後
心臓がバクバクしながら
授業を受けた。