「え…
でも、君が…」


「俺ンち、ココだから。」


俺の返事を聞いた花の目がますます見開かれ、涙に潤み出した


花弁を滑り落ちる、光る雫


クラスの女子を泣かせたことはあっても

花に泣かれたことはない


俺は狼狽えた