「そうだぞ雅。一生このままで生きてくのか」



雅は下を向いた。



「それはそうだけど…あたしもどうしたらいいのか



分からなくて…」



すると安藤奈々が雅のほっぺを掴んだ。



「いたたたっ…!ちょっと痛いよ奈々…!」



「バカ!何であたしたちを頼ってくれないの!



あたしたち友達でしょう!?」



雅は安藤奈々の言葉に感動したようで涙を流した。



「奈々…あたしそこまで奈々に想っててくれてたんだね…



ありがとう…!」



つか泣き方が大げさすぎるような気がするんですけど…



まあいいか…