すると葵君が驚いた様子で声を出した。



「あ、結衣…」



「葵ごめんちょっと雅ちゃん借りていいかな…」



「おお」



結衣さんはあたしを引っ張って歩いた。



一体何の用だろう…




あたしは資料室に連れてこられた。



「あの…一体何の用で…」



「ちょっと聞きたいことがあるんだけど、



あたしちょっと前に葵と高松さんが一緒に



いる所見たの。あの時何してたの?」



なぬー!!見てたのか!!



どうしよう…どうやってごまかそう…



えーい!適当にごまかしとけ!!



「葵君が相談だって言うからちょっと相談にのってたの」



「そっか。あたしてっきり葵が浮気してるのかと思ったww



ごめんね突然呼び出しちゃって」