昼休みになり、あたしは体育館裏にやってきた。
「あ、こっちこっちー」
「…何か用ですか」
あたしは不機嫌そうに尋ねた。
「あの…俺…入学式の時から高松さんの事気になってて…それで…
あの…高松さんの事好きなんだ!付き合って下さい!!」
やっぱり告白だと思った…
そんなの返事は断るに決まってるじゃん。
何でよりによってあたしなのよ…
「あの…返事はいつでもいいからさ…」
「悪いけどあたし彼氏とかつくらない主義だからあなたとは付き合えません。ごめん」
あたしは歩いて去っていった。
もう告白とか勘弁してよね…
そんなにあたしって可愛く見えるのかなぁ…
いや!見た目で見る人は好きじゃないんだから!!
あたしは教室に戻り弁当を取り、教室を出た。
奈々と昼ご飯食べたかったな…

