そう言えばもうすぐ冬休みか…




でもあたしは冬休みの最初に数学の追試験が待っている。




葵君に教えてもらったのにあたし全然進歩してない…




3学期は絶対いい点取るんだから!




あたしが教室に入ると葵君は机に顔を伏せて寝ていた。




また寝てるよ…




やっぱり葵君浮気してるんだ…




このこと奈々に相談しよう…




あたしは奈々に話しかけた。




「ねぇ奈々ちょっといい?優君ちょっと奈々借りていいかな。」




奈々は優君と話していた。




「いいけどどうしたの雅。」




「おおいいよ♪女同士話してきなよ♪」




あたしは奈々を廊下に連れて行った。




「ねぇ奈々葵君のことで何か知らない?何か隠してる様子なんだけど」