私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~

「ごめんね。もう葵君を避けたりしないからさ。何があってもあたしは葵君が好きだから♪」




葵君はあたしの言葉に安心したのか立ち上がって背伸びをした。




「なぁ今週の土曜日どっか行かね?」




「いいけどどこ行くの?」




「まあそれは考えといてくれww俺ちょっとトイレ行ってくるからww」




「トイレなんてこんな山にあったっけ?」




「通りかかりに見かけたから行ってくるわwwすぐ戻るから待っててくれww」




葵君は走ってトイレに向かった。




こんな山にあたし一人置いてくなんてずるいよ…ってか夜じゃないのに怖い。




何か出そうな気がする。




するとあたしの予想が当たったのか茂みから音がしていた。




ガサガサッ…




あたしは怖くてつい手で目を塞いだ。