好きでもない人とやるなんてやだ…!




葵君助けて…!




隼人はあたしのシャツを脱がすと、下着も脱がそうとしていた。




もうダメだやられる~!




すると何か聞き覚えのある複数の声が聞こえた。




「雅ー!どこだー!雅ー!」




「雅~どこ~?」




「雅ちゃーん」




この声は葵君と優君と奈々だ!




きっと探しに来てくれたんだ。




とにかく知らせなきゃ!




「葵く……むぐっ…!」




あたしは大声で叫ぼうとしたが、隼人は声が出ないようにあたしの口を手で押さえた。




どうしよう…どうやって知らせよう…




あたしは回りを見回した。