「あ、なぁ雅邪魔な奴が来ると面倒だから校舎裏とかに行かない?」




ええー校舎裏に行っちゃったら葵君に出会えなくなるじゃん!




「悪いけどあたし葵君に用があるから…」




「ほっとけよあんな奴。俺優先だろ。来いよ」




「ちょっと離して…!」




隼人は無理やりあたしの手を引っ張った。







無理やり校舎裏に連れてこられたあたしは壁に突き飛ばされた。




「ちょっと何すんのよ!」




「そんなにあいつが大事なら意地でも俺の女にしてやる」




そう言って隼人はあたしを押し倒した。




押し倒された瞬間、あの昔の記憶がよみがえった。




あの時と同じパターンだ…




またあの時みたいになっちゃう…




隼人はあたしのシャツを脱がそうと手を伸ばしたが、




あたしは必死に抑えた。