「なぁ雅ってやっぱり可愛くなったよな。俺の職場で噂になってて気になって




ここに来たんだけど、やっぱ昔と違って美人だわ。」




隼人はあたしの顔をじっと見て言った。




「……」




あたしは何を言っていいのか分からずずっと黙っていた。




「なぁ雅って葵ってやつと付き合ってんの?あんな奴のどこがいいんだよ。




良かったら俺とヨリ戻さねぇ?雅可愛くなったし。」




隼人はあたしの肩を掴んだ。




断らなきゃ…あたしは葵君が好きなんだ。




もう隼人との付き合いもこれで終わりにするんだ。




あたしは隼人の手を振り払った。