【葵side】
あれから1週間。



俺と雅は堂々と本格的に付き合うことになった。




あの日の放課後、




俺は必死に親に説得をした。




おふくろと親父は俺に言われてようやく結衣に騙されていたことに気づいた。




もちろん結衣との婚約も破棄。




そして親父とおふくろは雅の顔を見たがったので紹介をした。




俺は反対されるかと思ったが、いい彼女もったなと言ってくれた。




正直俺はホッとした。




これで堂々と雅にキスしたりできるんだ。




一方結衣はというと、




結衣の親にみっちり叱られたようで反省していたようだった。