「お詫びに、10代の体にしてあげました」
えっ?
とりあえず、自分の目で確認できる手を見た。
木目細やかで、つるりんとした、美しい肌。
ついつい見とれる。
若かったときは、こういう、自分の持っている、
若さに、気づかなかったのだ。
今思えば、何てもったいない。
「・・・あ、でもダメよ。
パートに行かないとだし、子供見ないとだし」
「それは、問題ないです。
あなたの世界での時間は止めておきます。
毎日5時間、危険手当込みで時給2000円。
こちらでのお金は用意できないので、
それ換算の金かプラチナで報酬をお支払いします」
それを、売ればいいわけか。
近所に買い取りの店ができたばかりだ。
自分の目がキランと輝くのがわかった。
「でも・・・」
あたしはつぶやいていた。
何が自分をためらわせているのか、もはや分からない
えっ?
とりあえず、自分の目で確認できる手を見た。
木目細やかで、つるりんとした、美しい肌。
ついつい見とれる。
若かったときは、こういう、自分の持っている、
若さに、気づかなかったのだ。
今思えば、何てもったいない。
「・・・あ、でもダメよ。
パートに行かないとだし、子供見ないとだし」
「それは、問題ないです。
あなたの世界での時間は止めておきます。
毎日5時間、危険手当込みで時給2000円。
こちらでのお金は用意できないので、
それ換算の金かプラチナで報酬をお支払いします」
それを、売ればいいわけか。
近所に買い取りの店ができたばかりだ。
自分の目がキランと輝くのがわかった。
「でも・・・」
あたしはつぶやいていた。
何が自分をためらわせているのか、もはや分からない

