真:『ぢゃばいばい』

小さい声になって
しまったけど優はしっかり

優:『ぢゃあな、また明日』

と答えてくれた

後で気がついた

優の家は途中で
道を変えないと
凄い遠回りになる

いつもは事実がいる
から送ってもらう事
に違和感がなかったが
わざわざ遠回りして
まであたしを送って
くれた優が好きに
なっていた


さりげない優しさを

優しく笑う姿を

優しく触れるところを

そんな優をあたしは

好きになってしまった