CHERISH-チェリッシュ-

頭の中であれこれ悩んでいる内に、学校へと着いていた。


みんなに
おはよう、って言っても
頭の中で渦巻く悩み。


昨日、好きって言って
くれたよ…ね?


聞き間違い??


ううん、そんなわけない。


でも…。


「おはよ。
朝から眉間に皺寄ってる。」


小走りでかけてきた彩が、
私の眉間をツンと突いた。


「あ、おはよ…。
眉間に皺…。はぁ…。」


「何、なに。深刻だね。
親友の私に話してごらん?」