「お仕置きが必要だな」



「な、なんでっ…!」



「俺にそのチョコ食べさせて。ちゃんと“あーん”って言ってな?」



そ、そんな恥ずかしいことできないよ!!!



でも喜人さんはじーっとこっちを見てくる。



う…。


やらなきゃだよね…



よし!


「喜人さん…。…。あー…ん…」


顔から火が出るくらい恥ずかしい。


私が顔をそらそうとした瞬間、


「ん…っ!」



さらに身体が熱くなった。



「や…ん…。喜人…さん…」


喜人さんは私の深いところまで来た。



さっき喜人さんが食べたチョコと一緒に…。




最後に私の唇にそっと触れた。




そして言った。






「甘すぎるな…」







fin...