「ん…。沙弥…?」 やばい!! 起きちゃった!? 「な、なに…?」 「ん~…。好きだ…」 むにゃむにゃと言ってまた喜人さんは夢の中に入って行った。 珍しい!!! あの喜人さんが朝遅いなんて!!! あ!そうだ! いいこと思いついた!! 私はそっとベッドから抜け出して、キッチンへ走った。