「あの、、、名前は?」
「HARU言います。」
「私は、ユキと言います。」
ホンマに、雪みたいに白い肌。髪の毛も白銀言うんかな?白っぽいきれいな長い髪。
「ユキちゃんか。よろしくな?」
「はいっ!」
お互いに礼儀正しくお辞儀し合った。
「あ、HARUさん。空見て下さいよ。」
「ん?」
空を見上げてみると、、、
「あ。雪や。」
雪が降ってきていた。
「この地域ではあまり雪は降らないんですか?」
不思議そうに首を傾げるユキちゃん。
「おん、降らへんで?ユキちゃん、、、ここ来てあんまり経ってへんの?」
「はい。今日来たばかりなので少し散歩していたらHARUさんを見つけたんです。」
「そーなんや。家はどこらへんなん?」
この質問がまずかったんか分からんけど、さっきまでニコニコしてたユキちゃんが急に困った様な表情をした。
「でも、ホンマ寒いよなー。ユキちゃん大丈夫?」
このままやったら気まずい空気のまま終わってまいそうやったから急いで話題を変えた。
「大丈夫ですよ。寒さに強いんで。、、、と言うか寒くないと、、、。」
最後の言葉が小さくて聞き取れんかったから聞き返したら曖昧にごまかされて結局分からんかった。
「そーか。俺は寒いの苦手やな。」
くはっと笑うと、ユキちゃんはまた困った様に笑った。
「ですよね、、、この季節はみんな嫌いですよね?」
何で、、、そんな悲しそうな表情するんやろ?
「んー、、、好きな人も居るんちゃう?」
「そーですか?」
そう言うと、パッと明るい表情になった。
ユキって名前付いてるくらいやからやっぱり冬好きなんかな、、、。
「おん。子供とかな、雪降ったらめっちゃはしゃぎ回ってるで。」
今、実際に夜遅いのにまだ起きてる子供達がはしゃいでいる。
「そーですか。」
納得した様に何度か頷いた。
「あの、、、またここに来たら会えますか?」
「おん、毎日ここでライブやってるで?」
「分かりました。では、また来ますね?」
そう言って、ユキちゃんはフッと消えたかの様に一瞬で姿を消した。

