ドアを少しだけ開けて、様子を伺う。
「あの、、、どちら様ですか?」
「あっ、、、HARUさんですよね?」
少し、可愛いと思ってしまった。
やっぱり、高校生くらいかな、、、?
「ん、、、そうやけど。」
俺の下の名前が晴樹(はるき)やからHARU。
「やっぱりそうなんですねっ!」
俺がHARUやと分かった瞬間、戸惑っていた表情からパッと笑顔になった。
「せやけど、、、何?」
「私、HARUさんのファンなんですっ!」
そう言って嬉しそうに微笑む女の子。
「へー、、、そーなんや。」
で?この子何が言いたいんやろ、、、。
「HARUさんと話したいですっ!」
「え?」
俺があからさまに嫌な顔しても、女の子はニコニコしたまんま。
「少しだけですからっ!」
今は曲作りに集中したいんやけどな、、、
「無理。知らん人と話す程俺も暇やないねん。」
「お願いしますっ!」
ペコリと頭を下げる女の子。
、、、でも、俺もそれは譲られへん。
「無理。」
そうして、強引にドアを閉めた。

