目を開くと、目の前には彼の姿が。 顔近いっ…!! 「ご、ごめんなさいっ!」 高鳴る胸の鼓動を抑えつつ離れようとするが、彼はあたしを離そうとはしない。 「あの…?」 あたしの言葉を制して、彼は耳元で囁いた。 「いいから」 腕の力を緩めてはくれない。 むしろ、さっきより強くなってる。 いいからって、あたしは心臓の方が持たないんですけど…。